転職内定後の退職手続きの流れを簡単解説

転職内定後の退職手続きの流れを簡単解説
退社日以前に転職先が決まっている場合、以前の会社に入社した時と同じ手続きで仕事が始められます。

雇用保険・年金・健康保険などの手続きに関しては次の会社の方で対応していただけるので、しばらく無職になってしまう方よりも簡単になりますね。

雇用保険の手続きは、前の会社から出された被保険者証を次の会社に提出します。年金手帳も前の会社で返してもらったものを次の会社で渡すだけです。

健康保険の場合は前の会社に保険証を返還し、次の会社から新しい保険証をもらうだけです。

税金の手続きは、退社日からしばらく経ってから送られてくる源泉徴収票を転職先の会社に提出しましょう。事務・総務の方は季節によって年末調整などの手続きが込み合って忙しい場合がありますから、できるだけ届いてすぐに提出するのがオススメです。

以上のことから、できれば中途退職されるときは転職先が決まってからのほうが便利です。寿退社や介護などの事情によるリタイアの場合はこれらの手続きを自分でしなければならなくなります。

案外、一時的に無職の方も気楽ではないことがわかっていただけるのではないでしょうか。

ひとつ気をつけておきたいのが、転職先が決まっている方の場合、以前の会社に勤務態度や信頼度などの調査が入る場合もあります。

更にいま勤めている会社を辞めてより良い条件の会社を探す方は、もっと良い条件を提示されれば簡単にまた転職されてしまうと考えられがちです。

特に日本の会社では、入社歴数ヶ月や一年未満の方は転職内定が決まりにくくなっていますから、退職してしまおうと思い詰める前にできることをできる限りやってから決心されるのが一番です。

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