退職理由を考え、無事に退職できた皆様、お疲れ様です。ここでは退職から、再就職に向けた話を書かせていただきます。
退職後、間をできるだけ空けずに再就職するには、希望職種に見合った資格を取っておくと有利ですね。現在では通信教育などで簡単に資格が取れる場合もありますから、今のお仕事を続けつつ資格を取得してみてはいかがでしょうか。
再就職活動で有利に使える資格には、まず大学卒業資格があげられます。
例えば学費の面などで進学をあきらめてしまった方や、理由があって退学しなければならなくなった方、病気で学校に通えない方などは通信制大学で卒業資格を取得されています。
運転免許証は何かと便利です。身分証明にもなりますし、車の運転はしないという方でも試験合格まで努力ができるという証明のためにとりあえず取っておいて損はありません。
他には希望職種に応じた、一定以上のスキルを持っていると証明できるタイプの資格がオススメです。
例えば飲食店なら調理師免許があると便利ですし、理容師・美容師なども通信教育と規定出席日の受講などで取得できますよ。
不動産や建築業界に再就職されるときには宅地建物取引主任者の資格を取っておくと有利です。
大手企業では新入社員に研修として取得させる資格ですが、既に持っていれば研修期間にも有効なお仕事ができるのでオススメです。
製造業ならフォークリフト免許や旋盤工資格などを取っておくと即戦力とみなしてもらえます。事務や経理が希望なら簿記関係の資格を取っておきましょう。
お仕事をしながらでも取得できる資格を探してみれば、退職後の不安も少なくなりますよ。
退職後の再就職:製造業・事務職で役立つ資格
まず製造業に転職する際、持っていると便利なのが日商簿記の二級資格です。原価計算・コスト管理などが含まれるので、伝票の数字から原価率を出す考え方などが身につくでしょう。
機械保全技能検定や第二種電気工事士試験なども受けておかれると、工場での機械のメンテナンスに外部業者を呼ぶ必要がなくなるので重宝されます。工場では大抵の場合フォークリフトを使いますから、この運転免許がオススメです。学科講習・実技講習・実技試験があり、普通自動車免許をお持ちなら5日程度で取れるそうです。
化学物質を使う会社ならば危険物取扱者の資格を取っておくといいかもしれません。甲種・乙種がありますから、まず下位免許の乙種だけでも講習を受けておかれるのがオススメです。
事務職で必要になる資格といえば、何といっても簿記です。正確に帳簿をつけられ、正確な計算ができることが証明できるので、現在資格なしでお仕事されている場合も転職の時には取っておくのがオススメですよ。
またパソコンスキルならマイクロソフトオフィススペシャリストという、ウインドウズに搭載されている表計算や文章ソフトの技能資格があると有利になります。更に上司や先輩からの指示が的確に反映できるので、お仕事をストレスなく進めることができます。
特に外資系の会社では英語能力も必要になるため、TOEICなどにも挑戦してみましょう。採点者や平均点などで左右されない客観的な英語能力が数値化されるので、高得点を目指して勉強してみてはいかがでしょうか。
潰しが利く事務系の資格といえば調剤事務資格です。調剤薬局や町の薬屋さん、ドラッグストアなどでパートされる時に優先的に採用されますから、将来のために取っておいて損がないオススメの資格だと言えます。
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