企業(会社)を辞める際には、【仕事の辞める理由】を会社に伝えなければなりません。
その際に確認するべきことは、「会社都合で退職なのか?」「自己都合で退職なのか?」ということです。
前職の退職理由を面接時には語らないといけないことが多いです。退職の理由を語る際に有利になるのは、「会社都合退職」で辞めた際です。
退職でも転職でも、面接時には辞めた理由前職を辞めた理由を述べないといけない場面は多いものです。
しかしながら、企業(会社)側からはあまり「会社都合退職」をさせたがりません。では、どうして企業は、会社都合にしたがらないのでしょうか?
いくつか理由がありますが、大きく分けるとがあります。1つずつ説明したいと思います。
①:助成金が出ないため
助成金はハローワークへ提出される、離職票の『離職理由』を参考にし、『過去1年以内に、解雇が無い事。』というような条件が付けられたりしているため、会社都合退社になっていると助成金が出ないため、自己都合退社に会社がしたがっています。
②:労働トラブルの防止のため
会社と労働者の民事訴訟となった場合、雇用に関しては法律上、労働者がかなり有利な立場となっています。
裁判費用・長時間の裁判期間や信用の低下を考えると少しでもトラブルを避けるために、退社理由を自己都合退職に会社がしたがります。
③:会社の信用低下を防ぐため
もしも、噂で○○社は、「人をよく切っているので、危ない会社」と噂をされ、イメージダウンになると、仕事の売上が下がることは目に見えています。
また、今後の雇用にも影響が出ます。特に銀行に警戒されると、資金の貸し渋り等の発生するため、会社は避けたい部分です。
④:ハローワークや学校との関係維持のため
「人をよく切っている」と噂が流れれば、ハローワークや学校との関係も悪くなることも考えられ、そうなると人・学生を紹介してもらえないこともあります。故に、良い人材が回ってきにくくなります。
そのために、「円満退社のため」「次の会社の面接のため」「君の履歴書を汚さないため」
会社は退社時に自己退社・自己都合退職にさせたがる言葉をいい、会社都合退職にさせないために誘導させようとします。
では次項につきましては、そういった際に会社都合退職に変更するための方法を書いていきたいかと思います。
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