①「解雇」より「退職」の悩みが増える現代:退職代行という光
全国の労働局では2008年には「解雇」の相談が6,0000件を超えていて、「退職」関する相談が2,0000件を下回っていました。しかし「解雇」の相談は年々減少し、逆に「退職」は増え、そしてついに2016年には逆転する結果となっています。
その理由はなぜなのか?
答えの一つとして挙げられるのが、企業の求人倍率が増えて「人手不足」の状態に陥り、会社を辞めたい人間に対して無理に引き止めを行う企業が増えていることです。そのため仕事や退職に対するトラブルや不満が増えて、辞めたくても辞められずに精神病に陥る人がいるなど「退職」に関する相談が増えてきています。
自分の意思で会社を辞めたくても辞められない人にとって退職を手助けしてくれる退職代行業者は救世主とも言える存在ではないでしょうか。
「退職は労働者なら誰でもできるはずなのにどうして辞められないの?」と感じる人もいると思いますが、会社で上司からパワハラやセクハラなどを受けていていると「退職したい」と言ったら、暴言を吐かれたり「もっとひどいことをされるのではないか?」という可能性を恐れて自分から退職は言いづらくなるのです。
会社側が労働者を辞めさせる「解雇」が減って労働者が会社側から去る「退職」が増えている現代では会社は必死になって労働者を引き止めようと躍起になるし、労働者はその人手不足の過酷な環境が嫌で去ろうとする。
退職代行サービスはこのような時代の労働者側のニーズに合ったビジネスだからこそ、需要も多く社会的にも注目を集めているようです。
②退職代行(退職)が増える理由は会社内の世代間ギャップ
退職代行サービスという名前が広がったのはNHKが2018年11月にテレビ番組「クローズアップ現代」で退職代行を特集したことで多くの人に知れ渡りました。実際メディアに取り上げられて以降、退職代行業者が急増して、数えるほどしかいなかった業者が今では数十社に増えて全て把握するのも難しくなっています。
では、クローズアップ現代では退職代行が増える理由をどのように紹介していたのでしょか?
番組では最近の若者と上司の理想の職場に対するギャップが退職が増えている理由であると説明していました。
退職したい人が増えれば、その中には代行を利用してでも辞めたい人も当然増える可能性はあります。
そのギャップの内容が下記になります。
新入社員の求める理想の職場(9年前の理想の職場)
お互いに個性を尊重する(↑14.8) | 活気がある(↓8.9) |
お互いに助け合う(↑9.2) | 皆が一つの目標を共有している(↓7.5) |
ルール・決め事が明確(↑1.3) | お互いに鍛えあう(↓6.1) |
※リクルートマネジメントソリューションズ調べ
確かにこれだけ見ると考え方がほとんど正反対のようにも見えます。これだけ求めるものが違うと上司と話が噛み合わないのもうなずけます。
「それだけのことで辞めるのか?」と思われるかもしれませんが、よく考えてみてください。
会社という閉鎖的な空間で話や考えが合わない人と一日二日ならともかく、ほぼ毎日しかも半日近く過ごしていたら自覚のあるなしは別として不満やストレスが溜まると思いませんが?
今の40代以降の人達はおそらく皆が一つの目標を共有して集団として頑張ることを教えられて実行してきた人が多いのはギャップの比較を見てもわかるでしょう。そのため多少上司と噛み合わなくても我慢して集団として目標を達成することが当たり前だと考えている人が多く、上司と話が合わなくても退職までは至らなかったのではないでしょうか?
私もこの特集で言われていたギャップの差が退職代行サービスの増加の原因っと言われて、納得するものがありました。
確かに現代の若者は自分の個性を見てほしい、自分の個性に合わせた仕事や自分のスタイルにマッチした仕事を選ぶ傾向があります。そのため、考え方の食い違いがあると
「この会社ではやっていけない」
「自分には合っていない」
「自分の個性を活かせない」
と感じて退職を決意していまう。そして「話の合わない上司には自分の考えは理解してもらえない・聞いてもらえない」と感じて直接話すことなく辞められる退職代行サービスを利用するのではないでしょうか。
番組の中でも言われていましたが、仕事に求めるものが多様化しているため、会社も一人一人に合わせた仕事内容・給料・勤務時間・勤務地を与えることで無理に引き止めなくても退職者が減っていくと考えられます。(もちろん、できるできないの限界はありますが…)
退職代行が増える理由は、時代の変化で考え方が変わったことが理由で、会社でストレスやトラブルを抱えてしまうことが原因の一つという話でした。退職代行が仕事として成り立ってしまうことは企業と労働者の溝の深さが浮き彫りになった結果といえるでしょう。
③NHKで取り上げられていたEXITはどんな会社?
クローズアップ現代で退職代行サービスを紹介していましたが、その業者の一つであるEXITという会社を取材していました。最後にEXITについて少し紹介しようと思います。
EXITの創業者はどんな人?
EXITの創業者であり代表でもある新野俊幸さん(28)は、初に勤めたIT企業で退職したいと会社に言うと、何人もの上司や人事担当者から「君を採用するために1000万円かかったのに」「甘いよあんた」と強い口調で引き止められ続けていたそうです。両親からも「最低3年は続けたほうがいい」と大反対され、ふさぎ込んだといいます。
2社目を辞める時には「頑張ると言っていたのに辞めるなんて意味がわからない」「次は逃げるなよ」などと言われたそうです。こうした体験が代行サービスのアイデアにつながったと話されていました。
どのような仕事をするの?
退職代行業者であるEXITが行う業務の流れは、次のようになっています。
依頼を受けて状況を依頼者に確認する
↓
料金を受け取る
↓
依頼者の会社に電話等で退職の意思を伝える
↓
依頼者に会社側からの返答(返却物や必要書類等)を伝える
↓
退職完了
基本は電話やメールなどで段取りを進めて退職します。最近はLINEを通してのやりとりも増えているようです。
EXITに実績はあるの?
EXITは退職代行業界ではトップクラスの実績を持っています。
ネットなどで口コミや実話を見るとEXITを利用した人が多いです。
信頼できるの?
NHK、TV asahi、TBS、フジテレビを含めた多数のメディアで掲載されており信頼性は高いと言えるでしょう。
会社の概要は?
販売事業者名(会社名) | EXIT株式会社 |
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代表取締役 | 新野俊幸、岡崎雄一郎 |
所在地 | 〒150-0044 東京都渋谷区円山町5-4 道玄坂ビル5F |
電話番号 | 0120-963-414 |
相談・受付 | LINE・メール・電話(無料相談あり) |
料金 | 正社員5,0000円パート・アルバイト3,0000円 |
支払 | 銀行振り込み、クレジットカード |
受付対応 | 24時間/365日 |
転職支援 | あり(提携企業:ワークポート) |
退職成功率 | 100% ※実績件数:1,500件以上 |
顧問弁護士 | あり |
実績や口コミなど退職することに関して評判が良いのはもちろんですが、実は退職後の評判もいいです。
というのも、転職支援サポートがあるからです。転職支援は転職エージェントの「ワークポート」と業務提携をしているので、安心して任せられます。未経験からのキャリアチェンジもある非常に優秀な会社です。
さらにEXIT経由でワークポートの転職サポートを使えば、退職代行の料金50000円がキャッシュバックされるので、財政面が苦しい方にはありがたいです。
退職と転職を一度にできるので、転職まで見据えて退職したい方は、1分ほどで無料相談できるので、一人で悩まずに相談してみましょう。
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