退職代行業者の仕組みとその対応の流れ【無料相談は支払い前まで】

退職代行を使うか迷っている人「退職代行を利用してみたいけど、初めての利用なので、仕組みも流れも、支払いがいつなのかわからない。即日退職もできて無料相談もできるらしけど、詳しく知りたいな。できれば評判の退職代行もいくつか教えてほしい。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

①退職代行業者が行う一連の作業

まず最初に退職代行業者がやっていることを簡単に解説していきます。

• ホームページやLINE・メール・電話で依頼を受ける
• 依頼者にLINE・メール・電話等で状況の確認と流れの説明（ほとんどの業者がここまでは無料）
• 内容同意とお支払い
• 会社側に代行業者から連絡
• 会社側への返却物や必要書類を聞いて依頼者に通達
• 依頼者が返却物と必要書類（退職届等）を作成して郵送または代行業者に渡す
  （代行業者に渡した場合は代行業者が会社に届ける）
• 退職完了
• 郵送されてくる離職票などを会社側から受け取り完了

簡略化するとこのような流れになります。

流れを見て分かるように、退職代行業者が行うのはあくまで依頼者の伝言係であり会社と話し合いをしてくれるわけではありません。これは退職に関して交渉や話し合いをしてしまうと、非弁行為といって法律違反になってしまうためです。
雇用契約を終わらせるのはあくまで労働者であり、弁護士資格を持たない代理人が金銭を貰ってそれを終わらせることはできないのです。また退職日を退職代行業者が交渉したり、残業代の請求、有給の消化について会社と話し合ったりなど同様の理由でできません。

退職代行業者が行うのは伝言役だけなので、会社側と話さなければならないことがあったり請求すべき案件がある場合は、弁護士事務所が行う退職代行を利用するのがいいでしょう。弁護士だと価格は高くなりますが退職届の作成や請求案件、有給の話し合い、給料や残業代の未払い請求まですべて対応できます。また仮に急な退職をしたせいで、会社側から損害賠償請求が来ても対処してもらうことができるので、安心度は業者より確実に上です。

退職代行業者者？それとも弁護士事務所？

退職代行業者と、弁護士事務所の退職代行、どちらを選ぶかはあなたの状況や会社との関係（契約）によって変わります。料金の安さをとるか、安心度（リスク）をとるか考えましょう。どちらを利用すればいいかわからない場合は、どの業者・弁護士事務所も無料の相談ができるので、電話やLINEを使って、状況を話して聞いてみましょう。次の４つは無料相談もできるのでおすすめです。

このページの下の方でも、これらの退職代行の簡単な解説をしてます。（ページの下へ移動）

②退職代行業者の対応はとにかく早い

すぐに退職したいと考えている人にとって退職代行サービスは「どのくらいの早さで対応してくれる？」がとても気になると思います。

ネットで退職代行業者の口コミや記事を調べてみると、退職を電話で依頼した場合はその電話で確認説明まで終わらせて支払いをしてくださいという流れになり、支払いをすぐに行うと当日中には会社側に連絡してくれるようです。

LINE・メールの場合は受付自体は24時間対応している業者がほとんどです。業者によっては営業時間外でもLINEやメールの返事をくれる場合もあります。営業時間内であれば、1時間以内に返事がきて状況確認・説明をLINE・メールで行い、入金依頼、入金確認後会社側に連絡となり、これも当日中の対応がほとんどです。

つまり、退職代行業者は依頼者が辞める会社が電話対応できる時間内に依頼者の入金を確認したら当日中には連絡してくれるということです。

ホームページで即日対応・24時間対応と書いてある退職代行のページを見ると「本当かな？」と疑問に思うかもしれませんがその辺は安心しても大丈夫と言えるでしょう。

注意点としては、すべての業者がそうではないので急ぎで退職したい人は退職代行業者を選ぶ際は必ず各業者の特徴を調べてから依頼するようにしましょう。
実績がなかったり、名前の聞かない退職代行を使うと、トラブルになって退職できない…こともあるので、選ぶ際は実績のあるところを使いましょう。

③退職代行業者への支払いは基本的に前払い（会社側に連絡する前）

退職代行を利用しようと調べていると、相談料無料という広告を目にします。では、どのタイミングで料金が発生するのかな？と気になる人もいると思います。

結論からいえば、実際に料金が発生するのは退職する会社に連絡する直前です。

ほぼすべての退職代行業者に共通して言えることですが、依頼者の状況を聞いたり、代行の流れを説明している段階では、料金が発生しないです。

退職を迷っていて、代行業者に連絡したものの説明を聞いていると依頼をやめたくなった場合でも料金を支払う前であれば会社側に連絡がいっていないので後戻りが可能です。

後払いの方が助かるという人もいると思いますが、残念ながら調べた限りだと前払いが主流のようです。
業者によってはクレジットカード払も対応している場所もあるので現金がない時などはそういう業者を選ぶといいでしょう。

クレジットカードもなく後払いじゃないと無理だという場合は業者に支払いの際の相談してみるか弁護士に依頼してみるのがいいでしょう。
弁護士ですと料金は高くなりますが後払いや分割払いなどの対応をしてくれる可能性もあります。

退職代行業者にお願いした場合は料金は会社側に連絡する直前となりますので、追加のオプションを後から付け足さない限り一回払えばそれでもう支払いをする必要はありません。相談だけなら基本的に無料なので利用しようか迷っているようなら一度相談してみて料金などに納得出来たら正式な依頼をしてみるのがいいでしょう。

有名な退職代行

では、ここでいくつか有名な退職代行を４つ紹介します。
どの退職代行も実績のあり、口コミや評判も良いので、安心して依頼できます。上で解説しているような利用の流れも丁寧に解説してくれますし、会社に退職の電話をかけるまでは無料で話を聞けるので、疑問があるならいろいろ質問してみましょう。

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メディア紹介が多い……EXIT
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