前回は、Yさん(男性:31歳:技術系・製造業の生産管理)が、大手転職サイトを使っていたが、求める会社が見つからず、途方に暮れていた時に転職エージェントから連絡があったという、お話をしました。
今回は、転職エージェントとどんなやり取りをしていったのか、突っ込んで聞いてみたいと思います。
複数の転職エージェントを使っている方は、Yさんが使った転職エージェントの断り方はぜひ読んで見る価値ありです。
前回まとめ Yさんが転職エージェントを使うことになった流れ
- リクナビNEXTやマイナビ求人など大手転職サイトで求職活動を開始。
- 地元の北陸地方で働きたかったが、大手サイトでは地方の求人が少なく、転職先が見つからない。
- 悩んでいた時、リクナビNEXTのメールボックスに『北陸での転職』に特化した転職エージェントから面談の提案がくる。
- 迷ったが、まずは会ってみることを決断。
このように、リクナビNEXTを使っていたら、
提携している転職エージェントから声がかかったという流れでした。
転職エージェントと面談するまでの流れ
では、Yさんが転職エージェントのメールをもらって、実際に会うまではどのようなやり取り・流れがありましたか?使ったことのない転職エージェントに不安を持っている人もいるので、ぜひ聞かせてください。
会いたいという意志をまず、メールで伝えると、すぐに返信がきました。
そこには面談で使う為の、履歴書や職務経歴書を書くためのフォーマット(所定の形式)が付いていました。
僕は、すでに何度も履歴書を書いていたので、それらのコピーを送りました。
履歴書をまた書くのが面倒だったので(笑)。確認したら、それでOKということでした。
それと転職に関する質問の一覧もあり、面談の前に回答することが必要でした。質問が沢山あり面倒でしたが、転職したかったので、がっつりと書きました。
- どんな仕事をやりたいか?
- なんで仕事を辞めたのか?
- 希望年収
- 勤務地
- 休日
などです。それら送ったあと、しばらくしてから電話が掛かってきました。
電話で会う意志を再度伝えると、「会社の事務所に来れますか?それとも喫茶店がいいですか?」と聞かれました。いきなり会社に行くのも心配だったので、まずは喫茶店で会うことを希望。怖い人達に囲まれると嫌ですからね(笑)
あと、面談日を決め、面談前の準備は完了です。
1回目の面談では質問づけ。面談時間は思ったより長かった!
1回目の面談では、どんな話をしましたか?話した中で特に印象に残ったことは何でしたか?
面談では、まずお互いの自己紹介をした後、「うちのエージェン会社は創業~~」とか会社の説明のあと、僕の履歴書・職務経歴書・提出した質問の内容を元により詳しく話しました。
特にしっかり話し合ったのが『何の為に働くのか?』でした。これが転職を失敗しない為にどうしても必要なポイントと言っていました。
また、退職した理由を聞かれた時、「経営者との関係の悪化」だったので、正直に言うべきか迷いましたが、本音を話しました。
面談していた時間はだいたい2時間くらいでした。
ネットで転職エージェントの比較サイトとかを見ていると、1時間~1時間半くらいが面談時間と書かれていましたが、2時間かけてじっくり話をしました。
都会と違って、地方だから転職エージェントの担当者も暇だったのかな(笑)
話をしているうちに、自分の中でモヤモヤしていたものが、はっきりしてきたので、個人的には長く面談できたのは非常に良かったです。
面談直後に、理想的な会社を紹介してくれた!
では、1回目の面談から、実際に求人会社を紹介されるまでは、どれくらいの時間がかかりました?
すぐに紹介されましたね。びっくりするくらい早かったです。
だって、1回目の面談が終わりくらいに、担当者が「今日、今から●●会社の社長に会ってくるのですが、あなたのことを話してもいいんですか」って、言われましたからね。
その会社のことを詳しく聞いたら、働く条件も良く、僕がやりたいと思っていた製造業の生産管理のことだったので、『是非!』とお願いしました。
かなりのスピーディーに動いてくれて嬉しかったです。
裏話をすると、実は、もう1社の転職エージェントともメールでやりとりしており、そのエージェント社とも面談を進める予定があると、今回の担当者に話していました。
そのため「天秤に架けられている」と考えて、スピーディーに動いてくれていたのかもしれませんね(笑)
ある意味、担当者にうまくプレッシャーをかけれたのかも!
断りの連絡は担当者に?それとも…事務の人?
普通に断りましたよ。「他のエージェント会社で決まったので」と伝えました。5分もかからず終わりました。
ただ、連絡を入れたのは、担当者ではなく、事務の人にですけどね。
「わかりました。サービス終了を受け付けました。」みたいな形で、淡々と終了しました。
連絡したのが事務の人だったからでしょうね。事務の人には成績とか関係ないですし、まさに事務的に終了処理をしたって感じでした。
でも、僕の友達はエージェントの担当者に断りの連絡を入れた時に、凄くマイナスなことを言われまくったと言ってましたよ。
『頼むからこの会社に入ってくれ。今のご時世、こんな良いチャンス逃したら、もう決まんないかもよ』みたいに。そんな頼み込まれてもね……
もちろん、全員がこんな粘着質なエージェントではないと思いますけどね。
さっきも話しましたが、『何の為に働くのか?』これをしっかり意識していれば、向こうの都合で入社する選択なんてできないですよね。
意外とサクサクと理想の転職先を紹介してもらったYさん。
今回は、転職エージェント担当者との最初の面談・やり取りをメインに聞かせてもらいました。
次回は、面接対策や求人会社への面接はどうだったかを詳しく聞いてみたいと思います。
しかし、転職エージェントに断りを入れ時に事務に連絡を入れたYさんのやり方は便利ですね。面倒くさいことを避けたいのであれば、エージェント会社の事務に連絡を入れるのは、良い方法なのかもしれません。
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