好印象で勝負!看護師の面接、退職理由の答え方とは【異業種から看護師編】

人材不足に悩む病院・施設・訪問看護等、看護師を必要としている職場はたくさんあります。

  • 異業種から看護師免許を取得し、新人看護師として一歩を踏み出す方。
  • いったんリタイアし、異業種に転職し、また看護師として働きたいと考えている方。

「看護師としての経験が無い」「ブランクがあること」は不安だと思います。
だからこそ、「働きやい・学びやすい・条件が良い」あなたにあった職場への転職が実現できるよう、面接で必ず聞かれる「退職理由の答え方」について解説していきます。

面接で好印象を与えて、希望の転職が叶うよう応援しています。

異業種から看護師に転職!実務経験が無い新卒、面接での答え方は?

社会人としての経験がありながら、看護学校や大学に入学し、つらい実習を乗り越えて看護師になる。専業主婦から看護師を目指す。これは、「看護師になりたい」という強い意思が無ければできることではありません。かなり忍耐強い人材と評価されます。

このため、前職の退職理由はあまり重要視されないと思ってください。看護師を目指した理由、どんな看護師になりたいか、というアピールの方が注目されます。

ほぼ確実に受ける質問は「なぜ看護師になろうと思ったのか?」ということです。
「なぜ前職を辞めたのですか?」という質問は「看護師になろうと思い、実行した理由はなんですか?」と同義と言えます。

好印象を与える退職理由の答え方とは!
異業種から転職する新卒看護師の場合

上記の理由から前職の退職理由は、極端にネガティブなものでなければOKです。
看護師を目指した理由につなげることが好印象につなげるポイントです。

転職希望の看護師さん

「一生の仕事として看護師を目指そうと決意した」
「看護師になりたい思いが強く、前職を退職した」

といった内容を、盛り込んで自分の言葉で答えることが、好印象を与える答え方です。

前職の退職理由として、「人間関係のトラブルで退職した」「給与、待遇に不満があって退職した」「医療関係なら就職に困らないと思った」という内容は、例え事実であっても答えるべきではありません。

いったんリタイアし転職!
ブランクがある看護師、面接での答え方は?

看護師としての実務経験があり、いったんリタイアし異業種へ就職、再度看護として就職を希望する看護師の場合です。

この場合、直近の異業種の退職理由は重要視されません。看護師を辞めた理由の方が重視されます。
採用側が重要視するポイントは、「看護師に戻ろうと思った理由と決意」だからです。

看護師の退職理由で「人間関係」「ストレス」「給与が不満」「課題が多すぎる」「パワハラ」「夜勤が忙しすぎた」等です。以前勤務していた病院・施設の悪口と取られるようなことと、勉強についていけず挫折したと取られるような内容はNGです。
また、前職の異業種が「自分に合わなかったから」という理由もNGです。
看護師が嫌だから異業種に転職したものの、そこでも合わなかったから資格がある看護師に気軽に戻ってきた、と思われてしまします。

好印象を与える退職理由の例とは!
ブランクあり看護師の場合

好印象を与える答え方のポイントは、また看護師に戻って勉強しなおしたい、頑張りたいという決意を織り交ぜてアピールすることです。
例えブランクがあっても、看護師経験がある人材には多少は即戦力としての期待が持たれています。出来る限り即戦力となって貢献したい、という思いも好印象に繋がります。

転職希望の看護師さん

「再度看護師として勉強しなおしたいと考えている」
「ブランクがあるものの、看護師として出来る限り即戦力となって貢献したい」

という内容を、自分なりの言葉でしっかり伝えましょう。

困った!退職理由に関する質問はこんな風に切り返そう

面接官はあなたが書いた履歴書を見ながら、面接で質問を投げかけてきます。
切り返しに困る質問の例としては、

面接官

履歴書に看護師になりたい思いが強くなったと書かれていますが、具体的にはどんな思いですか?

看護師になる前の前職○○は、看護師の仕事に生かせそうですか?

若い人と一緒のスタートですけど、体力、気力とも頑張れそうですか?

これらの質問は、看護師としてのスタートが遅い人、ブランクの長い人に投げかけられがちな質問です。
それぞれに対する、好感度が高い切り返しの例を挙げてみましょう。

転職希望の看護師さん

看護学校に入った頃は、自分に看護師の仕事が向いているのか不安でしたが、実習を通して患者様と接する中で、看護師として頑張りたいという思いが強くなってきました。その思いがあったからこそ、勉強、実習を乗り越えられたと思います。


転職希望の看護師さん

前職は医療とは関係のない仕事ですが、社会人としての接遇や規律を身に着けることが出来ました。看護師の仕事にも生かしていきたいと考えています。


転職希望の看護師さん

年齢的には離れていますが、学びながら看護師として成長していきたい気持ちは負けないと思っています、頑張りたいと思います。

いずれも、前向きでかなり好感度が高い切り返しだと思いませんか。

まとめ

いかがでしたか?
異業種から看護師への転職は、「看護師として働く決意」が最重要視されます。
前職の異業種の退職理由は、「人間関係のトラブル」「給与待遇面の不満」等、極端にネガティブなものでなければOKなのです。

より好印象を与える前職の退職理由は、「看護師として頑張りたい決意」に関連させて自分の言葉で伝えることです。
面接は好印象で勝負!看護師の皆さん、働きやい、学びやすい、条件が良い職場への転職が実現できるよう応援しています!ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

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