書類選考の通過率を147%アップする履歴書・職務経歴書の書き方

【第1回】:履歴書・職務経歴書を書く前に知っておきたい3つのポイント

履歴書・職務経歴書を書く前に知っておきたい3つのポイント

「はたらこねっと」等を多様な職種の仕事情報を配信するdipが行った「職務経歴書・履歴書の悩みについて」のアンケートで、82%の人が職歴書・履歴書の書き方で悩んだことがあるそうです。

僕も「何を書けばいいのか?自己PRは?資格はどこまで書く?」…など色々考えては書き直しましたが、人材コーディネーターの友人Mからすれば実は全くの的外れ。「こんな書類では絶対に受からない!」と怒られました…(^^;

なぜなら、職歴書・履歴書を書く上で大事な読み手である『面接官』を意識していなかったからです。

自分のアピールポイントと『面接官』を意識すれば、書類選考が通過しやすい書き方ができるので、僕が怒られた時のことを思い出しながら、今回書く前に意識すべき3つのポイントを解説していきます。

①履歴書・職務経歴書で“自己PR”はしてはならない!

自己PRNG

履歴書・職務経歴書というのは、自分という商品を企業に“売り込む”ための“提案書”と考えて、企業側にとって、あなたを採用することで、大きな利益が獲得できることを理解できる内容に仕上げる必要があります。履歴書・職務経歴書を書き始める前に、最もよくある勘違いを1つ御紹介したいかと思います。

最もよくある勘違いは、履歴書・職務経歴書が“自己PR”する場所ではないということです。現職の実績をいくらアピールしたところで、企業の面接官には響きません

では、重要なことは何でしょうか?

それは、募集職に対して、“即戦力”であるということをしっかりと説明できている履歴書・職務経歴書に仕上げていることです。例えばですが、仮にあなたが優れた住宅の営業マンだったとしましょう。

そこで、営業の求人募集がありました。あなたは応募し、履歴書と職務経歴書を求人企業に送りました。あなたの経験も能力も実績においても、非常に優れた営業マンでしたが、あなたは1週間後に、企業から、このような連絡を受けました。

「この度は大変申し訳ないのですが、御縁が無かったということで・・・」

いくら能力が高くとも、実績があろうとも、このようなことは実際に良くありがちです。では、どのような部分が悪かったのでしょうか?

②あなたのPRしたい部分と企業が求めるものは違う!

先程の営業マンの例では、いくつかの失敗要素があるかと思います。

例えばですが、求人企業は営業の募集とは書いてありましたが、実は住宅の営業ではなく、なんらかの工作機械の営業(セールスエンジニア)だったのかもしれません。もしくは、日本での営業ではなく、海外営業の経験が豊富な方を探しているかもしれません。また別の可能性を考えれば、営業能力はもちろんのこと、マネージャー・管理職としての、マネジメント能力が欲しいという幹部候補の募集だったのかもしれません。

転職活動において、重要なことは、“自己のPR”ではなく、“自分が企業が求めている人材だと訴えることにあります”能力が高い・実績があると言っても、企業が望む人材と“ミスマッチ”が起こってしまえば、企業があなたを雇ってくれることはありえません。

企業の望む人物とは、どういった人物なのかを見極めて書類を書くことが出来れば、企業に強いメッセージを与えることが出来ます。ハローワークでも言われていることですが、応募書類というのは、応募先企業が採用・不採用を決定する際の判断材料となるものです。

このため、履歴書、特に職務経歴書は応募先企業の知りたいことや求めているものに合わせて記載することが基本です。職務経歴書の内容は、基本的には応募先企業によって異なるものとなります。同一の内容を複数の応募先に使い回すことは適当とは言えません

③読み手の面接官を意識して書こう

どんなに良いことが書かれている書類でも、“読み手”にとって、読みやすい文章で無ければ、見てもらえません。特に自由度が高く書ける、職務経歴書の書き方には注意するべきです。

自分の経歴をただ並べるのではなく、相手が読みやすく、理解しやすい形式・文章で、相手が知りたい情報を盛り込むことに注力しましょう。実際に、多忙な人事担当者が書類に目を通す時間は1分~3分程度と言われます。人気がある大手企業でしたら、1人分の書類を20秒~30秒程度の時間で求職者の書類を見ている企業もあります。

故に、見づらい書類を書いて、送ってしまえば、中身が良くとも、はねられてしまうこともよくあります。

履歴書・職務経歴書は多くても何枚まで?

職務経歴書

上記のように、人事担当者は忙しいので枚数の多い書類を送ることは避けましょう。

具体的に言えば、履歴書市販のサイズB5(B4二つ折)を1枚。職歴が多く書ききれない方は、追加で職歴ページを足しましょう。職務経歴書A4サイズで提出するのが一般的です。枚数は出来れば、1、2枚。多くとも3枚以内に収めましょう。

仮に、人事担当者の方が、時間があって、じっくり読まれる機会があったとしても、提出書類は“なるべく見やすくわかりやすくが基本になります。なぜなら、ダラダラとわかりづらく文章を書いていたとすれば、担当者の方が

「この人、自分の売り込み下手だな。」
「プレゼンテーション能力無いな。」
「結局、何が言いたいのかわからない。」

“文章構成能力”“営業能力”などが不足していると見られ、不採用という烙印を押されてしまうことも十分考えられることです。なるべく応募文章は、“見やすく・わかりやすく・簡潔に”を心がけましょう。

おまけ 書く前に「手書き」か「パソコンのデータ印刷」か考えよう

履歴書と職務経歴書を書く前に、“どうやって書くか”のか改めて考えてみましょう。つまり、手書きかデータ印刷か?紙はどうするのか?などです。

履歴書に関しては、手書きとパソコンでの作成。応募企業から指定が無ければ、どちらでも構いません。

手書きですと、応募者の人柄を垣間見ることができるメリットがあります。字の綺麗さや書体によって、その人の性格を垣間見ることができますので、字を綺麗に書ける方は手書きのメリットが大きいと言えます。また、採用担当者も市販の履歴書に見慣れていますので、Wordなどの履歴書に違和感を覚えることもあるかもしれません。

しかし、手書きの履歴書のデメリットは、すぐに書き直せないことです。また、複製も難しいことです。基本、履歴書は、ボールペンのような簡単には消せないペンを使って書きます。故に、消しゴムなどでは消えません。企業に提出する書類ですので、修正液を使うのも厳禁です。非常に慎重に、確実に、書き込んでいく必要があります。

その点、パソコン書きは、修正も簡単で、複製も簡単にできます。字の書体・大きさが一定ですので、綺麗で見やすくなります。

メリットも大きいパソコン書きですが、欠点は、ある程度のパソコンスキルが必要という点です。ただ、この点は逆に言えば、パソコン書きの履歴書を作っていれば、

「お、この人ある程度のパソコンスキルがあるな。」

と思わせることもありますので、パソコン書きのメリットは大きいです。

 

手書きか、パソコン書きか、どちらを選ばれるかは自由ですので、あなたに合ったものを選びましょう。履歴書はどちらでも良いのですが、職務経歴書に関しては、パソコン書きをお勧めいたします

履歴書と違い、職務経歴書は決まった書き方が無く、自由に書くことが出来ます。自由に書けるということは、逆に言えば、加筆修正増える可能性が高いということです。つまり、書き直したりする回数が履歴書よりも増えますので、修正が簡単なパソコン書きをお勧めいたします。

また、パソコンでしたら、表の作成も容易にできますので、デザインの工夫も凝らすことが出来る利点があります。

ただ、もしも、パソコン書きではなく、手書きで職務経歴書を作りたいという場合は、白紙ではなく罫線があると記載し易くなるため、罫線入りの紙を用いれば書きやすくなると思います。

 


 

以上、履歴書・職務経歴書を書く前に知っておきたいことでした。

今回の話をまとめると

  • 自己PRではなく、即戦力である説明をする企業が求めている人材だと訴えること読み手の面接官を意識して見やすくする

となります。

 

次項は職務経歴書を書く際のポイントを書いていこうと思います。

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