転職エージェントを複数から評価して、他は放置

転職エージェントの選び方は担当者を見てから

転職エージェントで使う会社を、ホームページなどを見て使う・使わないを決めてしまうと、転職失敗することがあります。
主な原因はエージェント担当者の質・能力に違いがあるのを気づけないことにありますので、今回お話させていただきます。

転職エージェントは面談してから取捨選択しよう

運良く最初に出会った担当者が、業界に対する幅広い知識を持っており、話した感じの相性が良く、利用者(あなた)の事を真面目に考えてくれる人であれば、それでOK。
ですが、逆の人であれば、間違ったアドバイス・悪意のある案件紹介などで転職失敗するでしょう。

人気で評判の高い転職エージェント会社であっても、担当者の質によっては苦労することがあるので、面談を通して担当者を見極めることが大事です。

例えば、
A社に担当者が、「今は機械分野の業界の転職は厳しいですね。」
B・C社の担当者が「今は機械分野の業界は好景気で、転職には最適です。」
このように2つの意見がでれば、A社は怪しい担当者と言えるでしょう。

もし、A社だけに登録している人だったら担当者の比較ができずに、間違った情報で転職活動をすることになってしまいます。

複数社で面談をしてみよう

多くの方は現在の仕事を続けながら、転職活動をしていると思います。そんな状況で、「何社も転職エージェントに面談に行くのは難しい」と考えるかもしれません。

ですが、転職エージェント各社も、普通に働いている人が忙しいのは百も承知しています。在職中の人の為に【平日の夕方・夜、土日】も面談できるように対応しています。

面談は1時間~1時間半ほどで行われるので、
・土曜の午前に1社、午後に2社
・日曜の午前に1社、午後に2社

このようにスケジュールを組めば、1週で6社と面談することも可能です。1週でするのは詰め込み過ぎかもしれませんが、2週に分ければ時間に余裕をもって面談できます。

何社も掛け持ちで面談するのは確かに面倒くさいですが、良い担当者と出会えないです。転職が失敗の要因にもなるかもしれないので、妥協せずに面談を済ませましょう!

面談後に、どのタイミングで取捨選択していくべきか?

上記のように6社の転職エージェントで面談し、そのまま利用(求人会社の紹介 → 応募 → 面接)を続けていくとどうなるでしょうか?結果から言えば、超大変です。
仮に、それぞれのエージェント社から1社ずつ求人会社を紹介されたとします。紹介会社をチェックするくらいなら簡単ですが、その後です。

実際に、求人会社に面接に行くとなれば、エージェント6社の担当者それぞれと連絡を取り、面接の予約が被らないようにスケジュールの調整が必要になります。
転職を効率的に進めるために、転職エージェントを使っているのに、予定調整に苦労してしまっては本末転倒です。

これがエージェント1社に6つの求人会社を紹介されたなら、エージェント担当者が予定を調整してくれます。できる担当者であれば、面接に行く順番や交通経路まで確認しながら最適なスケジュールを組んでくれるので、かなり楽をさせてくれます。

なので、求人会社の紹介を受けたあたりで、メインで使う転職エージェント1社、サブで使うエージェント1~2社、ほどに絞って利用していくのがオススメな利用方法になります。

そんな簡単にエージェントを断っていいものなの?

優しい心をお持ちの方は、「ちょっと利用して断るのは申し訳ない…」と思うかもしれません。
確かに、転職エージェント担当者の成績=給料は、「どれだけ多くの方を転職に導いたか」が関係するので、途中で利用を停止するのは申し訳ない事なのかもしれません。

ですが、友人のキャリアコンサルMが言うには、
「すぐに連絡が取れなくなる人なんていっぱいいるから、いちいち気にしない」
ということです。

なので、断る事をあまり気にしなくても大丈夫です。

ただ、彼がオススメするのは「断るより、放置しておくのが後から便利」と言っていました。

なぜなら、メインやサブで使う転職エージェントの「紹介が思ったより少なかった」、「担当者とケンカして気まずくなった」などの問題が発生した場合、放置してあった転職エージェントを再び使い始める為です。
せっかく面談して、希望まで伝えてあるのでそのまま利用しようということです。

放置するにしても、いきなり音信不通になると、担当者も不愉快でしょうから、
・転職活動を一度、見直したくなったので、また始める時に連絡します。
・転職先を知人から紹介されたので、まずはその話を聞きにいきます。
・一度、自分で転職活動をしてみたいです。

このように伝え、「一度利用を停止しますが、あとで戻ってくる…かも?」のような雰囲気を残しておきます。

転職エージェント同士は、それほど横のつながりは無いそうなので、メイン・サブでしっかり転職活動をして、ダメだった時の保険として、利用しなかった会社を残しておきましょう。

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